メイン画像

新着情報

2018.08.29 拍動性耳鳴について

耳鳴りは自覚的耳鳴と他覚的耳鳴に分けられます。
自覚的耳鳴は一般的な「キーン」「ジー」という中・内耳から脳の聴覚野に至る神経系によるものが多くを占めます。

拍動性耳鳴は他覚的耳鳴に分類され、血管性耳鳴、筋性耳鳴、耳管性耳鳴があります。
■血管性耳鳴には動静脈奇形、中耳血管性腫瘍、高位静脈球(内頸静脈の位置異常で中耳に近い部分に静脈が存在)などがあり、「ザー、ザー」という耳鳴りがします。
■筋性耳鳴は耳周囲の筋肉の痙攣による「カチカチ」「ボコボコ」という耳鳴りです。
■耳管性耳鳴は耳管開放症などで耳管が開存していて呼吸音が耳の中で聞こえるものです。

いずれの場合も耳鳴の治療は困難を伴いますが、特に血管性耳鳴は原因疾患の治療のため画像検査・診断が必要です。
詳しくは最寄りの耳鼻咽喉科までご相談ください。

_____________________

耳鼻いんこう科・禁煙外来 空港前クリニック

新潟市東区太平3-7-1
tel.025-271-6000

一覧に戻る

アレルギー性鼻炎・花粉症について